STEP2: 店舗基本情報の編集

💡 用語解説 — NAP情報

Name (店舗名)・Address (住所)・Phone (電話番号) の頭文字をとった呼び方です。この3つは Googleマップ・公式サイト・各種ポータルサイトで完全に一致させることが MEO の基本ルールです。表記がバラバラだと検索順位や信頼性に悪影響が出ます。

左サイドメニュー「Googleビジネスプロフィール」→「店舗基本情報」
店舗基本情報画面
▲ 店舗基本情報画面。上部タブで「基本情報」「属性」「サービス」等を切り替えます。

このページの内容

2-1. タブ構成

タブ内容
基本情報店舗名・住所・電話・営業時間など
属性Wi-Fi・駐車場・支払い方法など
サービス提供サービスの登録
更新媒体Google / Yahoo! ごとの更新設定
ビジネス情報の変更履歴変更ログ
改ざん防止ログ自動修正ログ
ダウンロード基本情報の XLSX 出力

2-2. 基本情報タブの入力項目

基本情報入力画面
項目必須改ざん防止説明
店舗名 / ビジネス名必須ON/OFFGBPに表示される名称
郵便番号ON/OFF
都道府県プルダウン選択
住所1〜4番地・建物名等
サービス提供エリア複数地域追加可
WEBサイトURLON/OFFhttps:// から入力
SNSプロフィールFacebook / Instagram / X等のURLを登録
電話番号1ON/OFFメインの電話番号
追加電話番号サブの電話番号
営業時間曜日ごとに時刻指定
ビジネス情報店舗説明文

2-3. 改ざん防止の設定

改ざん防止設定
▲ 各項目の右側にある「OFF/ON」ボタンで改ざん防止を切り替えます。

GBP上でユーザーや Google が情報を書き換えても、MEO GEAR の設定値に自動で戻す機能です。

  1. 「OFF」ボタンをクリック (スマホはタップ)

    保護したい項目の右側にあるボタンをクリックします。

  2. 「ON」に切り替わる

    これで改ざん防止が有効化されます。

  3. 1日1回の自動上書きが開始

    以降は1日1回、GBP側を MEO GEAR の値で上書きします。

⚠️ ONにすると、GBP側で手動変更した内容が翌日消えてしまいます。意図的に変更する場合は、先に MEO GEAR 側で変更してから保存してください。

2-4. 営業時間の設定

営業時間設定
  1. 各曜日の時刻を入力

    開始時刻・終了時刻を入力します。

  2. 定休日を設定

    定休日の曜日は「定休日」にチェックします。

  3. 特別営業時間を設定 (任意)

    祝日等の例外を「特別営業時間」で設定できます。

  4. 「保存する」をクリック (スマホはタップ)

    画面下部の保存ボタンをクリックします。

2-5. 属性タブ

属性設定

業種に応じて Google が用意する属性を有効化できます。

例 (医療機関の場合):

  • オンライン診療の提供
  • 車いす対応の入口
  • 駐車場あり
  • クレジットカード支払い可

2-6. サービスタブ

サービス設定
  1. カテゴリを追加

    「カテゴリを追加」でサービスカテゴリを作成 (例: 診療科目)。

  2. 個別サービスを追加

    カテゴリ内に個別サービスを追加 (例: 内科・外科・婦人科)。

  3. 説明・価格を入力

    必要に応じて説明・価格も入力可能です。

  4. 「保存する」をクリック (スマホはタップ)

    登録完了。

2-7. 保存と反映タイミング

  1. 「保存する」ボタンをクリック

    編集後、画面下部の保存ボタンをクリックします。

  2. GBPへの反映は1日1回

    1日1回の自動処理で反映されます (即時反映ではありません)。

💡 「更新媒体」タブで Google・Yahoo! どちらに反映するかを確認できます。
次のステップ: 写真の登録は STEP3: 写真管理 へ。

2-8. 特別営業時間の設定方法

大型連休・年末年始・祝日など、通常の営業日・定休日と異なる時間帯を個別に登録できます。

  1. 店舗基本情報画面を開く

    左メニュー「Googleデータ連携 → Googleビジネスプロフィール → 店舗基本情報」

  2. 「特別営業時間」セクションへ移動

    営業時間の設定箇所の下部にあります。

  3. 臨時の定休日を設定する場合

    日付を選択 → スライダーを「オン (青)」→ 時間入力は空白のまま

  4. 臨時の営業日を設定する場合

    日付と時間を入力 → スライダーを「オン (青)」

  5. 「保存する」をクリック

    登録完了

💡 日をまたぐ営業時間は2日間に分けて登録: 例「2024/12/28 12:00 00:00」「2024/12/29 00:00 02:00」。Yahoo!は最大10日分までの制限あり (Googleは制限なし)。

2-9. 臨時休業の掲載方法

7日間以上連続して休業する場合、または期間が不明な休業の場合は、特別営業時間ではなく「臨時休業」ステータスに変更します。

  1. 店舗基本情報画面下部の「営業ステータス」へ

  2. 「臨時休業」を選択 → 保存

    GBP側の表示が「営業時間外」「臨時休業中」となります

2-10. 営業ステータスの変更を予約する方法

冬季休業・リニューアル等、事前に決まっている営業ステータス変更を予約できます。

  1. 店舗基本情報 → 営業ステータスセクション

    下部の「臨時休業・閉業中・営業中」エリア

  2. 「予約更新」にチェック

  3. 「追加」 → ステータス・予約開始日・時刻を入力

  4. 「登録する」

    設定日時に自動でステータス変更されます

2-11. ビジネス文章のAI翻訳機能

店舗基本情報の「ビジネス情報」(店舗紹介文) を、AIで複数言語に翻訳して GBP に登録できます。インバウンド対策にご活用ください。

  • 個店・グループ両方で利用可能
  • 翻訳対象言語を選択 → AI翻訳実行 → 確認後に登録
  • 詳細は STEP19-8 インバウンド対策 もご参照ください

2-12. 宅配・受け取り連携

デリバリーや店頭受け取りに対応している店舗向けの設定です。GBP上で「テイクアウト・配達対応」属性として表示されます。

  • 個店・グループ両方に対応
  • テイクアウト/宅配サービスの専用営業時間を別途設定可能

2-13. 改ざん防止ログ

改ざん防止機能を有効化した店舗で、GBP側から不正な編集が試みられた場合のログを確認できます。MEO GEAR 側の登録値に強制的に戻った場合のレコードが残ります。

反映タイミング: 改ざん防止の処理は GBP に対してリアルタイムで実行されるわけではなく、定期処理 (1日複数回) で反映されます。

改ざん防止が働くタイミング

改ざん防止は、以下のタイミングで GBP 側の差分を検出し、MEO GEAR の登録値で自動上書きします。

  • 定期チェック: 1日複数回 (バッチ処理)。GBP 側の現在値を取得し、ON にしている項目で差分があれば上書きします
    💡 用語解説 — バッチ処理

    「まとめて自動で行う処理」のことです。リアルタイム反映ではなく、決まった時間に裏側でまとめて実行されるため、操作直後ではなく数時間後に結果が反映される場合があります。

  • 店舗基本情報の保存後: MEO GEAR 上で「保存する」を押した直後にも、GBP へ反映処理が走ります
  • 連携復旧後: 連携エラーから再連携した直後にも差分チェックが入ります
⚠️ GBPとMEO GEAR間の同期について

改ざん防止が OFF の項目は、GBP 側で編集すると MEO GEAR には反映されません (MEO GEAR で再度編集すると上書きされます)。一方、改ざん防止が ON の項目は、GBP 側で編集しても次回バッチ処理時に MEO GEAR の値に戻されます。意図的に GBP 側のみで変更したい項目は OFF にしておく運用が安全です。

GBP では「予約」ボタンを表示できる店舗向けに、予約専用URLを設定できます。設定後、ナレッジパネルに「予約」ボタンが表示されるようになります (Google側が表示可否を判定)。

サービス・URL設定欄
▲ 店舗基本情報のサービス/URL設定欄。「予約」「メニュー」「テイクアウト」用のURLを項目別に登録できます。

2-X-1. 設定手順

  1. 左メニュー → 店舗基本情報

  2. 「予約リンク」または「URL設定」

  3. 予約サイトのURLを入力

    HTTPSで始まる完全URLを入力。リダイレクトURLは避ける

  4. 「予約タイプ」を選択

    「来店予約」「テーブル予約」「サービス予約」「宿泊予約」

  5. 保存 → GBPに反映 (通常6〜24時間)

⚠️ Google側の表示判定

Googleが「予約ボタン」をナレッジパネルに表示するかは、業種・店舗ガイドライン・URLの信頼性などを総合判定します。設定しても表示されない場合があります (詳細は STEP18)。

2-Y. SNSプロフィールURLの登録

SNS連携機能とは別に、店舗基本情報の「SNS URL」欄に各SNSのプロフィールURLを登録すると、GBPに「ソーシャル」リンクが表示されることがあります (一部業種のみ)。

登録できるSNS

  • Instagram: https://www.instagram.com/【ユーザー名】/
  • Facebook: https://www.facebook.com/【ページID】/
  • X (Twitter): https://x.com/【ユーザー名】
  • YouTube: https://www.youtube.com/@【チャネル名】
  • TikTok: https://www.tiktok.com/@【ユーザー名】
💡 SNS連携との違い

STEP17のSNS連携は「投稿の相互反映」を行う機能。本欄は「リンク表示」のみで投稿連携は行わない。両方併用可。

2-Z. テイクアウト・配達専用営業時間の設定

テイクアウト・宅配対応の飲食店では、通常営業時間と「テイクアウト受付時間」「配達対応時間」を別に設定できます。

営業時間設定
▲ 営業時間設定。曜日別に「通常営業」「テイクアウト」「配達」を切り替えて入力できます。

設定手順

  1. 店舗基本情報 → 「営業時間」セクション

  2. 「営業時間の種類」プルダウン

  3. 「テイクアウト」または「配達」を選択

  4. 各曜日の対応時間を入力

    通常営業時間と重複可。テイクアウトは閉店30分前まで等の運用ルール反映

  5. 保存

2-AA. 店舗基本情報の更新履歴

店舗基本情報を編集すると、更新履歴 (誰がいつ何を変更したか) が自動記録されます。

更新履歴の確認方法

  1. 店舗基本情報画面 右上の「履歴」ボタン

  2. 変更日時・変更項目・変更前後の値・変更者が時系列で表示

  3. 過去版に戻したい場合は「この時点に戻す」

    選択した時点の値で各項目を上書き (確認ダイアログあり)

💡 更新履歴の保存期間

更新履歴は過去2年間のレコードを保持。それ以前のレコードは段階的に削除されます。重要な変更は別途記録しておくことを推奨。

2-AB. メインカテゴリー・サブカテゴリーの選定

GBP のカテゴリーは、検索結果でどのキーワードに連動して表示されるかを決定する重要要素です。最大10件まで設定可能で、検索順位への影響が最も大きい項目の一つです。

2-AB-1. メインカテゴリー (1件・必須)

  • 店舗の最も主要な業態を選択 (例: ラーメン店 → 「ラーメン店」、整骨院 → 「整骨院」)
  • 変更すると順位・閲覧数に大きな影響。変更後は安定まで1〜2週間要する
  • あいまいなカテゴリ (例: 「レストラン」) より具体的なカテゴリを優先

2-AB-2. サブカテゴリー (最大9件)

  • 主要業態以外のサービス内容を補足 (例: ラーメン店 + 「居酒屋」「テイクアウト店」)
  • サブカテゴリーはメインカテゴリーより影響度は小さいが、関連キーワードでの表示機会が増える
  • 無関係なカテゴリ追加は逆効果 (Googleが業態を誤判定)

2-AB-3. カテゴリ選定の確認方法

  1. 競合店舗のカテゴリ調査

    同業他社のGBPを開き「業種」欄を確認

  2. Google検索で「{業種} {地名}」と検索

    上位表示店舗のカテゴリと比較

  3. 不一致があれば追加検討

    競合が使っていて自社で未設定のカテゴリがあれば追加候補

2-AC. サービス・商品の登録

GBP では「サービス (service)」「商品 (product)」「メニュー (menu)」を個別に登録できます。検索結果の絞り込み機能や、ナレッジパネルの「サービス」「商品」セクション表示に直結します。

2-AC-1. 「サービス」と「商品」の違い

項目サービス商品
該当業種美容・整体・医療・修理・清掃 等飲食・小売・物販 等
登録項目サービス名 / 価格 / 説明 / カテゴリ商品名 / 価格 / 説明 / 写真 / カテゴリ
写真原則不要1商品1枚 (推奨)
表示位置「サービス」タブ「商品」タブ・ナレッジパネル
登録上限明確な上限なし明確な上限なし

2-AC-2. メニュー登録 (飲食店)

飲食店専用の「メニュー」項目では、料理カテゴリ別に登録できます (前菜/メイン/デザート等)。商品登録より飲食店の検索仕様に最適化されています。

  • カテゴリ別整理 → ユーザーがメニュー閲覧しやすい
  • 価格・写真・説明を1メニューずつ登録
  • 食べログ連携時、メニューも食べログ側に反映 (STEP16-10)

2-AC-3. サービス提供地域の設定 (出張・配達型)

来店型ではないビジネスは「サービス提供地域」を設定することで、エリア指定でのGBP表示が可能になります。

  1. 店舗基本情報 → 「サービス提供地域」

  2. 「地域を追加」

  3. 市区町村 / 都道府県 / 距離指定 (半径) で範囲を指定

    例: 「世田谷区」「東京都」「自店舗から半径10km圏内」

  4. 最大20地域まで登録

  5. 保存 → GBP に「提供地域」として反映

2-AC-4. メニュー・サービス登録の重要性

メニュー・サービスを充実させると、以下の検索クエリに対応しやすくなります。

  • 「{料理名} {地名}」「{施術名} {地名}」 → メニュー/サービス名が一致するとローカル検索で表示優先
  • ナレッジパネルの「メニュー」「サービス」セクション → 来店動機の補強
  • Google AI による業態判定 → 適切なカテゴリ自動補完

2-AD. ホテル詳細の追加 (宿泊業のみ)

業種が宿泊業 (ホテル・旅館・民宿) の場合、GBP では「ホテル詳細」専用の登録項目が追加表示されます。

登録可能な項目

  • チェックイン / チェックアウト時間
  • 客室数
  • 客室タイプ (シングル/ダブル/和室等)
  • 設備 (Wi-Fi/駐車場/レストラン等)
  • サービス (ルームサービス/ランドリー等)
  • 支払方法 (現金/カード/電子マネー)
  • キャンセルポリシー
  • ペット同伴可否

2-AE. 外国語での店舗名登録

多言語対応の店舗 (観光地・空港・ホテル等) では、店舗名を複数言語で登録できます。

2-AE-1. 多言語登録の手順

  1. 店舗基本情報 → 「店舗名」

  2. 「言語を追加」

  3. 英語/中国語/韓国語 等を選択 → 翻訳名を入力

  4. 保存

    ユーザーの言語設定に応じて店舗名が切り替えて表示される

💡 翻訳の方針

固有名詞は音訳 (例: 「ラーメン魂」→ "Ramen Damashii"、"魂" を意訳しない) を推奨。Google翻訳ベースの自動翻訳より、ネイティブによる訳を使うとブランド維持に効果的です。

2-AF. 閉業時の対応方法

店舗を閉業する場合、GBP上で「閉業」ステータスに変更します。完全削除ではなく「閉業」表示にすることで、クチコミ・写真・履歴は残ります。

2-AF-1. 閉業ステータスへの変更

  1. 店舗基本情報 → 画面右下「店舗ステータス」

  2. 「閉業」を選択

  3. 閉業日を入力

    未来日でも遡及日でも入力可

  4. 「閉業として登録」 → GBPに反映 (6〜24時間)

2-AF-2. 閉業後のGBP表示

  • マップ上のピンに「閉業」と表示
  • 検索結果からは順次フェードアウト (即時非表示にはならない)
  • クチコミ・写真は閲覧可能なまま残る
  • 営業時間欄は「閉業」と表示
⚠️ 完全削除の代替手段

GBP の完全削除は Google 側で実施されるまで時間がかかります (数ヶ月〜数年)。「閉業」ステータス変更で十分な場合が多く、完全削除を急がない方が安全 (誤って同名で新規開業する場合、過去の悪評が残らないため)。

2-AG. メモ機能 (店舗単位のフリーメモ)

店舗ごとに自由記述のメモを残せる機能です。担当者間の引き継ぎ・運用上の注意事項・特別対応の記録に活用できます。

2-AG-1. メモの登録

  1. 店舗基本情報画面 → 右側「メモ」エリア

  2. 「メモ追加」

  3. タイトル + 本文を入力

    本文は最大2,000文字。改行・URL・絵文字対応

  4. 「保存」

2-AG-2. メモの活用例

  • 担当者引き継ぎ: 過去のオーナー確認状況・GBP連携時の特殊事情
  • 運用ルール: クチコミ返信時の方針・NG単語
  • 外部システム情報: 関連POSのIDや顧客管理システムの参照
  • クライアント要望: 「写真は週1回更新」「クチコミ4以上の返信のみ」等
  • 注意事項: 「2年契約・解約時は3ヶ月前通知」等の契約情報

2-AG-3. メモの表示・編集権限

  • 全権・編集権限を持つユーザーは閲覧・編集・削除可
  • カスタム権限ユーザーは設定により閲覧のみ可
  • メモの編集履歴 (誰がいつ変更したか) は自動記録
  • GBP には反映されない (社内専用)